著作権より大事な事は
久々にシリアスに語ってみます。
先日、私がよく訪問するイラストサイトへ行ってみたところ、「自分や同じジャンルのサイト仲間のイラストが無断で使われている」との事で、とあるブログのURLが、反転で隠して載せてありました。(このURLの記載はすぐに削除されました) 私もそのブログをのぞいてみましたが、日本語ではありませんでした。
日本のウェブサイトで描かれたものが、その他の国で無断で使用されている事はよくあるようです。もちろん日本国内でも多少はあるはずです。そういう事をする人たちのほとんどが、著作権についてよく知らなかったり、少しは知ってはいてもそんなに悪い事をしているという自覚が無かったりするのではないかと思います。私もインターネット初心者だったころ、気に入った画像をダウンロードして、MSNメッセンジャーのアイコンに使ってしまったりしていました。知らなかったから許される、というわけではありませんが、ネット初心者には知らない事だらけで、何からどうすればいいのかもわかりません。「知らない事があったら、質問する前に自分で調べる」というルールが、最近では一般的ですが、初心者にはそれすらままなりません。特に日本以外の、インターネットが普及し始めて間もない国では「著作権」という言葉もあまり身近ではないのではないでしょうか。
ただ、私が一番気になったのは著作権云々ではなく、無断で画像を使われた方の一言でした。
「所詮、○○の国の人だし・・・」
自分の描いた絵を、無断で使われるという気持ちも、わからなくはありません。ですが、特定の国の人を差別するような発言は、著作権侵害よりももっと深刻じゃありませんか?日本人だって、知らずに無断転載等をしている人はいるんです。そういう人たちを、「所詮日本人だから」って説明しますか?
日本人は、他国の人を軽蔑する傾向が少し強い気がします。「自分の国が一番」という考えが強すぎるのではないでしょうか。もちろんどの国の人も、自分の国が良い国だと信じて、主張する権利はあります。でも、他国を落とす事で優越感に浸るのは間違いでしょう。